FPSゲーム 僕の友達にFPSゲーム好きがいるのですが、いくら練習をしてもぜんぜん上達しないと嘆いていました。

使っているパソコンのスペックを聞いてみると、2世代ほど前の古いパソコンです。 どうやら、僕の友達にFPSゲームのセンスがないというより、パソコンの性能に問題がありそうです。

スペック不足パソコンでの症状

基本的な話なのですが、ゲーム画面を含めて動画というのはパラパラ漫画と同じ仕組みで作られています。

要は、静止画を高速で切り替えることで、あたかも動いているかのように人間の目には見えるわけです。

動画の単位時間当たりの書き換え数の事をフレームレートといいます。 フレームレートの単位にはfps(frame per second)が一般的には使われ、1秒間当たりの画面書き換え数を表しています。

つまり、フレームレートの値が大きければ、1秒間当たりの画面書き換え数が多いので滑らかに画面が動いて見えるわけです。

FPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームは、アクションやRPGなどの様々なゲームジャンルの中でも最もパソコンに負荷が掛かるゲームです。 FPSはディスプレイ画面に映す立体画像を、高速で書き換える必要があるからです。

低性能なゲーミングPCを使ってFPSをプレイすると、どの様な症状が出るかと言うと単位時間当たりの画面書き換え数が少なくなります。

FPSゲームを快適にプレイするためにはフレームレートは60fps程度は必要です。 つまり、1秒間に60回ほどの画面の書き換えがあれば、人の目には画面の動きはスムーズに動いて見えるわけです。

ところが、スペック不足の低性能ゲーミングPCだと1秒間に10回しか画面が書き換わらないということが起きます。 フレームレートの値が小さいと、人間の目には画面がカクカクした動きとして見えます。

このカクカクした画面の現象のことを一般的にはフレーム落ち、あるいはコマ落ちなどと言います。

FPSで画面がカクカクしたフレーム落ち(コマ落ち)が起こると、見えない敵からの攻撃を受けたり、敵にあたったはずの弾が当たらないという症状が起こります。

FPSに適したゲーミングPC

FPSで初級レベルを脱して早く中・上級者レベルになりたいなら、フレーム落ちが起こる低性能なゲーミングPCを使ってはダメです。

低性能なゲーミングPCだといくら練習をしたところでK/Dは良くならないし、相手を一撃で仕留めるヘッドショット(HS)もまともに練習ができません。

そのため凄腕のFPSゲーマーになりたいのなら、ゲーミングPCはフレーム落ちが起こらないハイスペックモデルを使う必要があります。

ゲーミングPC本体の販売価格で言えば、最低でも15万円程度のゲーミングPCを使うべきです。 この価格帯のゲーミングPCであれば、間違いなく高性能なCPUとグラフィックボードが使われています。

ハイスペックモデルのゲーミングPCだと、ゲーム画面がカクカクすることがなく、効率的にゲームの練習が出来るので格段に上達することができます。

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